不法投棄に関する防犯診断
敷地内に不法投棄をされる場合は、不法投棄されやすい場所になっている環境に原因があります。
例えば、コンビニの隣やコインパーキングに隣接した敷地は、不特定多数の人から不法投棄をされやすいので、何らかの防犯対策を施しておかないと時間が解決してくれる事はありません。
また、ダンプカーやトラックが容易に侵入する事が出来るような山林で、道路からは見にくい様な場所では大量の産業廃棄物を捨てられる可能性があります。
まずは、不法投棄に関する簡単防犯診断で当てはまる項目にチェックをして下さい。
不法投棄に関する防犯診断【自己診断】
✅ 1:不法投棄をされる物は産業廃棄物である。(建設業者などが捨てにくる)
✅ 2:不法投棄をされる時間帯は決まっていない。(深夜や早朝い多い)
✅ 3:不法投棄をされる曜日は決まっていない。
✅ 4:不法投棄をされる相手が分らない。
✅ 5:不特定多数の人物に不法投棄をされている可能性が高い。
✅ 6:不法投棄をされる敷地の場所は決まっている。(道路から死角になっている場所など)
✅ 7:不法投棄される場所に人(住人・管理人など)がいない。
✅ 8:不法投棄される場所と、自宅の場所は違う。(不法投棄されても気付かない)
✅ 9:長期間(数年以上)に亘り不法投棄を繰り返されている。
✅ 10:処分が困難な物(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・液体物・動物の死体など)が不法投棄される。
上記のチェックリストで当てはまる個所が多ければ多いほど、今後も不法投棄が無くなる可能性は少ないと思って下さい。
不法投棄をされる場合でも、同じ人物が何度も不法投棄をするケースと、不特定多数の人物が不法投棄をするケースがあります。
同じ人物が不法投棄をするケースでは、散歩中の犬の糞をされる場合やゴミの集積場の近くなので、
不特定多数の人物に不法投棄される場合は、不法投棄されやすい環境が整っているケースが殆どです。
不法投棄をされやすい場所
1:飲食店の隣の敷地に、飲食店で購入した物(食べ残しや包装紙など)をゴミとして捨てられる。
2:自宅の敷地なのに、周囲からは空き地のように見えるので不法投棄をされやすい。
3:敷地の手入れをしていないので、雑草が生い茂っている。
4:周辺の住宅や店舗などから見えにくい場所になっている。(不法投棄しても気付かれにくい)
5:周囲に民家などが無い。(不法投棄しても気付かれない)
6:敷地内にゴミが散乱している。(他に不法投棄されている物があれば、不法投棄する側も捨てやすい)
7:不法投棄される敷地が大きな道路に面している。(車両からポイ捨てしやすい)
8:敷地周辺に大きな樹が何本も生えていて、道路からは死角になっている部分がある。
9:建物が長期間、空き家になっている。
10:不法投棄される場所が住宅と離れている上に、殆ど見に行く事もない。(不法投棄しても犯行を見られない)
敷地内に不法投棄をされる場合は、不法投棄されやすい場所になっている原因があります。
不法投棄を防ぐには、不法投棄をされにくい環境にする事が重要です。
不法投棄に関する防犯診断
一言で不法投棄といっても「空き缶のポイ捨て」から「ダンプカー何十台分もの産業廃棄物の投棄」まであります。
また、不法投棄をされる場所によって、不法投棄者が近所の住民である場合や観光客である場合や建設業者である場合など様々なケースが考えられます。
他にも、不法投棄されている物が処分に困る様な物(アスベスト建材・薬品類・廃油など)であったとしても、被害者側が処分費を負担しなくてはいけない事もあるので注意が必要です。
防犯診断の御提案
防犯カメラ愛知では、不法投棄に対する防犯診断を実施しています。
もし気になる不審な出来事や不安な要素がある場合や、建物や人物の防犯目的や見守り対象がある場合など、防犯カメラの設置や利用を御検討されている方は、御気軽に防犯カメラ愛知に御相談下さい。