防犯カメラ愛知

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防犯カメラの選び方【防犯カメラ愛知】

防犯カメラの選び方

1:防犯カメラを設置する目的
  防犯カメラや監視カメラを設置する目的によって、カメラの性能や機能を選ぶ必要があります。
  また、防犯カメラを設置する目的によっては偽装工作(カメラを隠すなど)が必要な場合があります。

2:防犯カメラを撮影する時間帯
  防犯カメラや監視カメラで撮影する時間帯によって対応できるカメラを決めます。
  同様に、撮影する場所によって更に細かくカメラを選ぶ必要があります。

3:防犯カメㇻを設置する環境
  容易に電源が供給可能な場合と、電源の供給が困難な場所かによって電源の供給方法を選択します。(蓄電池などの使用)
  撮影した映像を伝送する方法によって、配線方法(無線・有線)を決めます。

4:記録した映像の保存方法
  防犯カメラを設置する場所や防犯カメラを設置する目的によっても、映像の保存方法を考える必要があります。
  防犯カメラや監視カメラに危害が加えられる可能性などを加味してカメラを選択します。

防犯カメラや監視カメラや見守りカメラを選ぶ際には、上記の4点に注意してカメラや録画機を選択します。
上記以外にも、「撮影する期間」や「導入費用(御予算)」や「映像を保存する期間」や「撮影する範囲」など、様々な条件を重ねて満たす必要があるケースもあります。
しかし、基本は上記の4つの点を考慮してカメラを選ぶことが大切です。

1:防犯カメラを設置する目的

防犯カメラや監視カメラを選ぶ際、最も重要なのがこの設置する目的です。
設置する目的によって、カメラの機種が決まると言っても過言ではありません。
例えば、「侵入窃盗(泥棒)対策」と「ストーカー対策」と「嫌がらせ対策」と「害鳥獣の監視」と「工事現場の管理」とでは、選択する防犯カメラや監視カメラが違ってきて当然だからです。
特に、「リアルタイムで録画した情報が欲しいケース」と、「リアルタイムで情報が確認出来なくとも、絶対に録画した情報を流出させる訳にはいかないケース」とでは、優先すべき問題も異なります。
まずは、防犯カメラや監視カメラを設置する事で「防ぎたい被害」が何なのかを把握する事が重要です。

①:被害の対象が土地(敷地・駐車場・田畑など)のケース

・不法投棄を止めさせたい。(煙草の吸殻や空き缶では警察も対応してくれない)
・敷地での不法滞在(夜間の若者の屯・外国人の屯など)を止めさせたい。
・駐車場の事故や盗難の監視をしたい。
・不在時に他人が駐車しているのを止めさせたい。(無断駐車の防止)
・花壇の花を切られたり果実を盗まれたりするのを防ぎたい。
・不審者の監視をしたい。(犯罪が発生している訳ではない)

駐車場

②:被害の対象が建物(店舗・住宅・倉庫・事務所)のケース

・侵入窃盗(泥棒)の被害を防ぎたい。
・建物へのイタズラや嫌がらせを防止したい。(特に普段人がいない空き家など)
・大規模工事の際に、振動や粉塵などの被害を記録したい。(損害賠償請求の為)
・害鳥獣の侵入経路や営巣場所を特定したい。
・訪問販売対策をしたい。
・盗み見や覗きを防止したい。

戸建住宅

③:被害の対象が物(貴重品・重要書類・現金・宝石など)のケース

・押し買い(強引に市場価格を下回る買取りをする業者)の被害を防ぎたい。
・自宅の貴金属や宝石を安全に保管したい。
・自宅の現金を盗まれたくない。
・特殊詐欺(オレオレ詐欺・還付金詐欺・投資詐欺など)を防止したい。
・高額な絵画や骨董品を盗まれないようにしたい。
・自動車を盗まれたり傷を付けられたりしたくない。(特に高級車の盗難)

④:被害の対象が人物のケース

・いじめを止めさせたい。(対象が子供の場合や高齢者の場合など)
・ストーカーの被害を防ぎたい。(被害の証拠を収集したい)
・個人情報の流出や漏洩を防止したい。(アナログ情報・デジタル情報含む)
・嫌がらせの証拠を収集したい。(塀への落書き・誹謗中傷文の張り紙など)
・所有している重要な情報の流出を防ぎたい。(企業秘密など含む)
・誹謗中傷や迷惑行為を止めさせたい。

⑤:犯罪ではないケース

・有害鳥獣の被害を防ぎたい。
・(大人が不在時に)小さい子供の見守りをしたい。
・高齢者の見守りをしたい。
・近所の大規模工事による建物への損害を記録したい。(損害賠償案件含む)
・離れた土地や施設(太陽光発電システムなど)の監視をしたい。
・ペットの見守りをしたい。(イタズラ防止など含む)

太陽電池モジュール

防犯カメラを設置する人の目的は様々です。
例えば、同じ侵入窃盗対策だとしても、独り暮らしで危険なので防犯カメラを設置する場合と、多額の現金を扱う店舗だから防犯カメラを設置するのとでは意味合いが違ってきます。
それは狙われる条件によって、侵入窃盗犯の質そのものが違ってくるからです。
侵入窃盗犯が高額の現金(数千万円以上)や商品(宝石や貴金属など)を狙う場合、数か月~数年に亘って下見や調査を続けているケースがあります。
これは個人の場合でも同様です。
御自宅に数千万~数億円の貴金属や宝石を保管している方は「侵入窃盗犯にはバレていない」と思っているかも知れませんが、組織的な侵入窃盗犯はあらゆる方面から情報を収集しています。
特に、御高齢者だけで住む戸建て住宅の場合は注意が必要です。

近所の大規模工事

これは犯罪ではありませんが、実際には結構な数の御相談を頂く案件です。
現在住んでいる住宅や仕事をしている店舗や建物に、ある日突然クラック(ヒビ割れや亀裂)が入ったり建物が傾いたり屋根や雨樋が破損したので、原因を究明して欲しいという御相談です。
数年をかけて徐々に壁のクラックが大きくなったり少しづつ建物が傾いたりする場合には、様々な原因が考えられますが、ある日突然建物に大きな損害が発生した場合、近所で行われている大規模な工事が原因になっている事が多い様です。
特に、近所の解体工事や隣接している道路の配管工事(下水道の本管工事など)の際の振動が原因で建物にクラックが入る事はあります。
ここで問題なのは「いつクラックが発生したのか?」という事です。
例え、工事期間中にクラックが発生したとしても、それを証明できなければ中々損害賠償という話にはなりません。
そこで防犯カメラ愛知では、近所で大規模な建設工事(大きな振動が発生する工事)が行われる際には、監視カメラのの設置を御提案しています。(建物側を撮影する)
何事もそうですが、物事が終わってから騒いでも解決には結びつかない事が殆どです。
特に、築年数の経過している建物や、耐震診断の結果が悪い(評価点1.0未満の木造住宅など)建物などを使用されている方で、しばらく建て替える予定もない場合には、監視カメラの設置をお勧めします。
詳しい内容や具体的な対策などについて関心がある方は、御気軽に防犯カメラ愛知に御相談下さい。

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2:防犯カメラで撮影する時間帯や撮影条件

防犯カメラや監視カメラで撮影する条件も非常に重要なポイントです。
例えば、侵入窃盗犯(泥棒)が防犯カメラの存在に気付いている場合、防犯カメラに映らない様な対策を講じたり目出し帽やマスクなどで変装して侵入しようと試みるかも知れません。
また、防犯カメラがあると分かってしまうと、侵入経路を変更したりカメラを破壊されたりしてしまうかも知れません。
防犯カメラを設置する事である程度の犯罪抑止効果には繋がりますが、防犯カメラが設置されている事を承知で侵入しようとする犯罪者には、それなりの対策を取られてしまう可能性もあります。
防犯カメラを選ぶ際は、カメラを設置する時間帯や撮影する条件も加味して最適なカメラを選ぶ様に心掛けて下さい。

使用する時間帯でカメラを選択

赤外線の波長(防犯カメラ愛知)

防犯カメラや監視カメラには、日中の撮影を目的とした「デイカメラ(Day Camera)」と、夜間の撮影を目的とした「ナイトカメラ(Night Camera)」の2種類が存在します。
そして昼間撮影と夜間撮影の両方を行うのが「デイナイトカメラ」です。
人間の目では「可視光線」しか認識出来ませんが、防犯カメラは「可視光線」と「一部の赤外線」を認識する事が出来ます。
そこで、人間の目には見えない赤外線LEDを照射することで、防犯カメラは昼間の様に景色や人物を撮影する事が可能なのです。
つまり、防犯カメラは赤外線を照射する事で「周囲をライトで照らしている様な状況」になるのです。(人間には赤外線が見えないので、真っ暗にしか見えない)
しかし、いくら赤外線を照射しても可視光線とは違い、撮影した映像や画像はモノクロ(白黒)でしか記録する事は出来ません。

デイ・カメラ(Day Camera/可視光線カメラ)

「「デイカメラ(Day Camera)」は、人間の目で認識できる可視光線(380~780㎚)の範囲を撮影するカメラです。同じデイカメラでも「画角(撮影できる角度)」「解像度(画質)」などが違います。他にも首振り機能やズーム機能があるデイカメラ(PTZ機能付きカメラ)もあります。

デイカメラが使用される場所
・24時間明るい場所(ホテルのロビーなど)
・夜間撮影する必要が無い場所(夜間施錠する駐車場など)
・明るい時間帯しか使用する必要のない場合

ナイト・カメラ(Night Camera/赤外線カメラ)

「ナイトカメラ(Night Camera)」には、完全な暗闇でも撮影できる赤外線カメラと、カラー映像で撮影できる低照度カメラの2種類があります。

赤外線カメラ
・完全な暗闇(0lux)でも撮影する事が可能
・白黒画像(映像)での撮影になる
低照度(高感度)カメラ
・カラー画像での撮影が可能
・完全な暗闇では撮影出来ない(0.005lux程度まで)

デイ・ナイト・カメラ(Day Night Camera/可視光線カメラ+赤外線カメラ)

「デイナイトカメラ(Day Night Camera)」は、「デイカメラ」と「ナイトカメラ」を切り替えする事が出来るカメラです。
最近の防犯カメラや監視カメラには、この「デイナイトカメラ」を使われる事が多く、人気のモデルです。

デイナイトカメラが使用される場所
・屋外の電灯がない場所(駐車場や敷地や畑や土場など)
・室内でも電気を消すと暗くなる場所
・夜間に人がいない場所

防犯カメラ愛知

サーマル・カメラ(Thermal camera/熱検知カメラ)

サーモグラフィーカメラと呼ばれる事もありますが、正式にはサーマルカメラと呼びます。
サーマルカメラとは「物体の熱を検知して視覚化するカメラ」の事で、サーモグラフィー(熱画像)は「サーマルカメラで撮影した熱画像や熱映像」を指します。(サーモグラフィーは写真や画像の事)
防犯用にサーマルカメラが使われるのは、夜間の侵入者に対してだけでなく、害鳥獣の行動を把握する際などにも使用されます。
更に、精度の高いサーマルカメラを使用すると物陰に潜んでいる(車内・建物内・養生シートの内側など)不審者や侵入者を発見する事も出来るので、工事現場で養生の内側にいる侵入者を監視する際にも役立ちます。

サーモグラフィー

最近では、不審者が車両の中に潜んでいる事もあります。
自宅周辺に不審車両が駐車している場合、車に人が乗っているのか乗っていないのかが分らないと不安に陥ってしまいます。
そのような場合でも、サーマルカメラや赤外線カメラで撮影すると、車の中に人がいるかどうかを確認する事が出来ます。(撮影する自動車の環境や条件にもよる)
特に、不審車両が偽造ナンバープレートを付けている場合、車のナンバーを撮影しても次の日には違うナンバーになっているかも知れません。(警察に相談してもナンバーが違うので中々捕まらない)
不審車両に偽造ナンバープレートが付いている場合は、自分の安全を確保できるのであれば、中の人物の顔を特定できる映像があると、早期に犯人の逮捕にも繋がります。
防犯カメラや監視カメラを選ぶ際は、撮影する条件を考慮して選ぶ様にして下さい。

2種類のナイトカメラ・ダミーカメラ

デイカメラ(防犯カメラ)

人間の視覚では可視光線しか検知する事が出来ません。380~780nmの範囲)
ところが、防犯カメラや監視カメラは、最初から可視光線以外に近赤外線(780~1,000nm)の一部を検知する事が出来ます。
しかし、日中の撮影の赤外線領域を撮影する必要はないので、赤外線カットフィルター(デイフィルター)と呼ばれる赤外線を遮断するフィルターを使って撮影をします。
そして、夜間の撮影をする際には、赤外線LED(人間の目には見えないライト)を照射して、その照らされた範囲を撮影します。
この時、デイフィルターを使っていると赤外線を撮影出来ないので、夜間用のナイトフィルターに切り替わります。

・デイフィルター:太陽の可視光線(人間の目でも見える光)に、反射している範囲を撮影します。
・ナイトフィルター:赤外線(人間の目では見えない光)のLEDに照らされて、反射している範囲を撮影します。

周囲が真っ暗な状態でも、赤外線LED(赤外線を発するライト)で照らせば、防犯カメラや監視カメラは撮影する事が出来るのです。(人間の目には真っ暗なままの状態)

可視型のナイトカメラ(赤外線カメラ)

可視型のナイトカメラの赤外線LEDには、850㎚の波長のライトが使われています。赤外線でも850㎚の波長は可視光線(380~780㎚)に近いので、発光源ではかすかに目視で確認する事が出来ます。(暗くて濃い赤色)

可視型ナイトカメラのメリット
・不可視型の赤外線カメラに比べて、照射距離が長い。
・侵入者に対して一定の抑止効果がある。
可視型ナイトカメラのデメリット
・赤外線LEDが見えるので隠し撮りが難しい(撮影に気づかれる)

不可視型のナイトカメラ(赤外線カメラ)

不可視型のナイトカメラの赤外線LEDには、940㎚(ナノメートル)の波長のライトが使われています。940㎚の波長は例え光源周辺でも、人間の目では確認する事が出来ません。(真っ暗にしか見えない)

不可視型ナイトカメラのメリット

・赤外線LED(赤外線照射ライト)の点灯していても見えない
不可視型ナイトカメラのデメリット
・照射距離が可視型のナイトカメラに比べて短い
・侵入者に対しての抑止効果が低い(カメラで撮られていると思わない)

トレイルカメラ(防犯カメラ愛知)

ダミーカメラ

夜間も監視カメラや防犯カメラで撮影していると思わせる為に、ダミーカメラを使う場合もあります。低価格のダミーカメラには、「昼間にLEDが点灯」したり「夜間にLEDが点滅」したりするものもあるので注意が必要です。(そんな赤外線カメラは存在しない)

ダミーカメラのメリット
・安価で導入する事が出来る。(数千円~2万円程度)
ダミーカメラのデメリット
・侵入者にダミーだと見抜かれてしまうと、その場所を狙い撃ちされる。
・安価なダミーカメラのLEDは点滅する。(本物は点滅しない)

ダミーカメラ

同じ夜間に撮影する場合でも、カメラで撮影している事をアピールしたい場合(抑止効果を高めたい)と、カメラで撮影している事を隠したい場合(相手に気付かれない様に撮影したい)では、選択する赤外線LEDが異なります。
場合によっては、防犯カメラが発見されにくい様な偽装工作(カメラを隠す工作物を作る)が必要なケースもあります。
他にも、カメラ事態を天井裏(小屋裏)壁内に埋め込む事で相手の警戒心を懐かせない様な対策が必要なケースもあります。
もし防犯カメラや監視カメラの選択で悩まれている方は、防犯カメラ愛知まで御気軽に御相談下さい。

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3:防犯カメラを設置する環境

防犯カメラや監視カメラを設置する環境によっては、カメラの電源を確保できない場合や配線が困難な場合があります。
また、防犯カメラを設置する場所がない場合やカメラを固定できない(ビスや接着剤を使えない)場合もあります。
他にも有害鳥獣を監視する為に、小屋裏(屋根裏)に監視カメラを設置する場合や、床下に監視カメラを設置する場合もあります。
そのような場合、配線工事をしなくても済む無線式の防犯カメラや監視カメラは有効です。(短期間の害鳥獣の監視)
更に、無線式の防犯カメラは映像を伝送する為の配線工事が不要(電気の配線は必要)なので、工事期間が短縮出来たり部材費(配線代やPF管代など)を抑える事が出来ます。
つまり、防犯カメラを設置する環境によって、無線式にするか有線式にするかを検討する必要があるのです。

無線式の防犯カメラ・有線式の防犯カメラ

赤外線の波長(防犯カメラ愛知)

無線式の防犯カメラや監視カメラはWi-Fi(無線LAN)を利用して映像を伝送します。
防犯カメラの販売業者の中には「無線式の防犯カメラを使うと家電製品の影響を受けると電波障害を起こすことがあります」と無責任な事をいう業者もいます。
しかし、上記の図からも判断できる様に、家電製品(60Hz・50Hz/ELF帯)と防犯カメラの無線LAN(2,400,000,000Hz=2.4GHz/UHF帯)は全く違う周波数帯なので、まず電波干渉する事はありません。(家電品で電波干渉する可能性があるのは電子レンジだけ)

有線式の防犯カメラ(同軸ケーブル・LANケーブル)

有線式の防犯カメラや防犯機器(セキュリティ機器)には、配線工事が必要になるので作業が難しい場合があります。

有線式の防犯カメラのメリット
・電波障害を受けにくい。
・侵入窃盗犯(泥棒)にWi-Fiを遮断されても、録画し続ける事が出来る。
有線式の防犯カメラのデメリット
・配線工事が困難な場合がある。(配線が出来ない場所もある)
・美観が悪くなる事もある。
・無線式の防犯カメラに比べて、設置工事費が高い。

有線式の防犯カメラ

無線式の防犯カメラ(Wi-Fi式のカメラ)

有線式の防犯カメラや防犯機器の配線工事が難しい場合や、配線工事が面倒な場合には、無線式(Wi-Fi)の伝送方法が使われます。

無線式の防犯カメラのメリット
・映像の配線(同軸ケーブル)が不要なので美観がいい。
・有線式に比べて工事費用が安くて、工期も短い。
無線式の防犯カメラのデメリット
・窃盗犯に電波妨害されやすい。(電波ジャミング装置を使用される)
・電波障害を受けやすい。(依頼者宅の家電品の責任にされがち)

無線式のカメラは施工が容易という利点もありますが、電波妨害を受けやすいという致命的な欠点もあります。
これは他の防犯機器に対しても同様の事が言えます
基本的に、Wi-Fiを使った防犯機器類は電波妨害を受けてしまうと、十分な機能を発揮する事が出来なくなってしまいます。
無線式の防犯カメラを選ぶ場合は、電波妨害を受けにくい目的の時や、電波妨害に対する対応策が定まっている時でなければあまりお勧め出来ません。
尚、防犯カメラや監視カメラの選択で悩まれている方や心配事などがある方は、御気軽に防犯カメラ愛知に御相談下さい。

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4:記録した映像を保存方法

防犯カメラを選ぶ時には、ついカメラの性能や機能にばかり目が行きがちですが、記録した映像を記録する方法も重要です。
例えば、撮影している映像をリアルタイムで確認したい場合であれば一体型カメラは不向きです。
また、万が一にも録画した映像を流出させる訳にはいかないのであればクラウドに記録するのは危険かも知れません。
しかし、実際に防犯カメラを設置する現場を確認したり、詳しい設置条件や設置環境を確認しないと、最も適した保存方法は決められない事が殆どです。
下記では防犯カメラで撮影した映像の記録方法の違いを簡単に御説明させて頂きます。

防犯カメラで撮影した映像を記録する方式

「録画機のHDDやSSDに映像を記録する」のが一般的ですが、他にも「クラウドに記録する方式」や「防犯カメラ本体に記録する方式」などがあります。
防犯カメラで撮影した映像を録画機に記録しているだけだと、侵入者が録画機を持ち去ったり破壊したりデータを消去したりしてしまう可能性があります。
しかし、常に防犯カメラの映像をネットに繋いだままにしておくと、第三者に乗っ取られたり映像が流出したりしてしまう可能性も考えられるので、十分な対策(定期的にパスワードを変更する・ファームウェアの更新をする・アクセスできるデバイスに制限をかける等)をしないのであれば、重要な個所を撮影している防犯カメラの映像をネットに繋ぐことは御勧め出来ません。

録画機に記録する

防犯カメラや監視カメラで撮影した映像を録画機のHDDやSSDに記録する方式です。HDDの方が長期間安定して記録できますが、SSDの方が衝撃や振動などにも強いので、この先はSSDが主流になってきます。

録画機のメリット
・比較的多くの容量(500GB~8TB)のデータを記録する事が出来ます。
録画機のデメリット
・配線工事が必要になります。
・録画機の設置場所の確保が必要になる。

録画器

インターネットを通じてクラウド(サーバ)に記録する

防犯カメラや監視カメラで撮影した映像をインターネットを介してクラウド上(誰かが所有しているサーバー)に保存する方式です。

クラウドに保存するメリット
・どこにいても映像を確認する事ができる。
・侵入窃盗犯に録画したデータを盗まれたり破壊されたりしない。
クラウドに保存するデメリット
・記録したデータが流出する可能性がある。
・定期的な管理費や保管費を支払い続ける必要がある。

カメラ本体に記録する(固定式の一体型カメラ)

カメラ本体に内蔵されている録画機に撮影した映像や画像が記録保存される方式です。(有線や無線で録画データを伝送する)

カメラ本体に記録されるメリット
・映像が流出する可能性が低い。
・録画機を設置するスペースや余計な配線工事が必要ない。
カメラ本体に記録されるデメリット
・リアルタイムで監視映像を確認する事が出来ない。
・録画出来る情報量に制限がある。
・定期的に録画情報を回収する必要がある。(1週間に1回程度)

スタンドアローン型(防犯カメラ愛知)

SDカードやUSBメモリの記録する(トレイルカメラ)

固定式の一体型カメラと違い、おもに移動式の一体型カメラ(トレイルカメラ)に使われる録画方式です。

SDカードに記録するメリット

・カメラの導入費用が安価で済む。
・記録できる情報が少ないので、データを破損した場合の被害が少ない。
SDカードに記録するデメリット
・常時、映像を確認していないので、後から見たら想定と違う事がある。
・カメラ本体ごと盗まれる事がある(SDカードを盗まれる事もある)

トレイルカメラ(防犯カメラ愛知)

戸建住宅に防犯カメラを設置する場合でも、建物側から敷地や道路を監視できる様にカメラを設置する事は出来ますが、敷地の端から建物全体や玄関周辺などを監視しようとすると、電源の確保が難しい場合もあります。
防犯カメラを選択する時は、撮影した映像を保存する方法を選択する事も重要なポイントなのです。
防犯カメラ愛知では、記録方法に不安がある方や録画機器の選択で悩まれている方には、防犯カメラの設置条件や環境に応じた記録方法を個別に御提案させて頂きます。

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防犯カメラの御提案

防犯カメラや監視カメラを設置する目的には、大きく「被害の対象が物」である場合と「被害の対象が人物」である場合に分けられます。
被害の対象が物である場合は、防犯カメラを設置する事で、犯罪の抑止力に大きく影響を与えますが、被害の対象が人物の場合には期待したほどの効果が発揮出来ない場合もあります。(嫌がらせや誹謗中傷やストーカ行為など)
ついつい、防犯カメラや監視カメラの性能(画質・画角など)や機能(首振り機能・ズーム機能・赤外線撮影機能など)に目が行きがちですが、先ずは防犯カメラや監視カメラを設置しようと思った原因を考えてみて下さい。
設置目的を深く考えずに防犯カメラを選んでしまうと、後から後悔する事にもなります。
防犯カメラや監視カメラの設置を御検討されている場合、すぐにカメラを選択するのではなく、最初に防犯診断をする事で目的を明確に捉える事が重要です。

防犯カメラ設置費用を決めるポイント(住宅用/事業用)

防犯カメラや監視カメラの種類
・アナログカメラかデジタルカメラかを選択する
・カメラの機能(防水機能・首振り機能・ズーム機能など)を選ぶ
・カメラの性能(画素数・画角・夜間撮影など)を選ぶ

防犯カメラを設置する場所
・高所作業車や足場が必要な場合か否かを判断する
・特別な工事(解体工事・開口工事・防水処理)が必要な場合かどうかを判断する
・小屋裏(屋根裏)や床下などに設置する場合は、状況に応じた加工や対策が必要になる

カメラと録画機を配線する方法
・外配線(最も一般的)
・壁内配線(土壁の場合には、壁材の交換や土壁の撤去工事などを伴う)
・天井配線か床下配線など

配線する場所
・壁内配線をする場合には、防鼠対策(齧られないようにする)なども必要になる
・配線を隠す必要がある場合などは隠蔽工作が必要になる
・配線する長さ(距離)を決める

録画器の種類
・録画機の機能を選ぶ(モーション機能・スケジュール機能など)
・録画機の記録容量(500GB~3TB)を選ぶ
・録画機の大きさや形状を決める(設置スペースにもよる)

録画機の設置
・録画機の設置スペースや配線用の加工工事(配線用の孔開け作業など)が必要か否かを判断する
・設置台の造作工事が必要か否かを判断する
・録画機の隠蔽工作等(録画機の場所が分からないようにする工事など)を検討する

電源工事
・新たに電源(コンセント)を設ける
・電源(コンセント)の差込口を増やす

モニターを設置する場所
・壁掛け工事(強度が確保できる下地が必要)
・テレビ台などの上に設置
・専用の設置台を準備したり造作したりする

カメラの設置台数
・防犯カメラで撮影したい範囲に応じてカメラの台数を決める
・建物や敷地全体をカバー出来るカメラの設置台数を選ぶ

防犯カメラの設置工事費
98,000円(税別)~
防犯カメラのレンタル契約費
毎月4,800円(税別)~

リース契約
毎月5,800円~
レンタル契約
毎月5,800円~
買取契約
98,000円~

防犯カメラ設置の御提案

防犯カメラ愛知では、建物の立地条件や使用環境などを考慮した防犯診断を実施しています。
また、様々な防犯対策工事やセキュリティ設備の導入支援にも対応しています。
現在お住いの住宅や仕事で使われている事務所や店舗の防犯診断を実施してみては如何でしょうか?
防犯カメラ愛知では、御依頼者様の目的や条件に応じた防犯対策を御提案させて頂きます。
まずは、御気軽に防犯カメラ愛知まで御問い合せ下さい。