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防犯カメラのフレームレート【防犯カメラ愛知】

Q:防犯カメラにはフレームレートが重要だと聞きましたがどういう意味ですか?

A:防犯カメラのフレームレートは、1秒間に使用されている画像の枚数を指します。

あなたもパラパラ漫画を作ったり見たりした事があるのではないでしょうか?
同じパラパラ漫画でも、「10秒間で100枚の絵を使った場合」は滑らかな動きに見えるのに、「10秒間で10枚の絵を使った場合」だと動きが綺麗に繋がって見えない事があります。
それは一方のパラパラ漫画には1秒間に10枚の絵が使われているのに、もう一方のパラパラ漫画には1秒間に1枚の絵しか使われていないからなのです。
動画もパラパラ漫画と同様に、重ね合わせた複数の静止画を次々と入れ替える事で動いている様に見えるのです。
そして動画が滑らかな動きに見えるかどうかは、1秒間に何枚の静止画があるのかで決まります。
これがフレームレートです。
1秒間の映像を3枚の静止画で構成している場合は、3fps(frames per second)と表示します。
このフレームレートが高いほど、動きがスムーズに見えます。
現在のテレビの映像は30fps(1秒間に30枚の静止画)で放送されています。
一般的な住宅用の防犯カメラでは3~5fps(1秒間に3~5枚の静止画)で記録されている事が多い様です。

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フレームレートの比較【防犯カメラ愛知】

フレームレートが高いメリット

映像の動きが滑らかに見える

映像を静止させても画像が鮮明

コマ送り再生すると、何をしているかが把握しやすい

決定的瞬間を捉えられる確率が高い

顔や体型や身長などを的確に判断できる

フレームレートが高いデメリット

大容量の記録媒体が必要になる

映像を伝送する回線が高額になる

カメラの設置台数が制限される

記録できる期間が短くなる

容量を保ったままフレームレートを上げると画質が落ちる

例えば4K(800万画素)の映像を3fps(1秒間に3枚の画像)で撮影した場合より、フルHD(200万画素)の映像を30fps(1秒間に30枚の画像)で撮影した方が、滑らかで綺麗な映像に映ります。
防犯カメラを導入する方の中には、カメラの画素数だけを気にする方もいます。
しかし、いくら画素数だけを上げてもフレームレートが小さいと肝心の場面が写っていない事もあるので注意が必要です。
反対に、必要以上に高画素のカメラを選択すると、録画機の容量不足で短時間しか映像を保存できなくなってしまう可能性もあります。

一般的なフレームレートの比較

項目

画素数

フレームレート

ビットレート

防犯カメラ

35~800万画素

3~30fps

約700~40,000kbps

監視カメラ

35~800万画素

3~30fps

約700~40,000kbps

見守りカメラ

35~800万画素

3~30fps

約700~40,000kbps

YouTube動画

90~207万画素

24~60fps

約300~3,000kbps

テレビ放送

約207万画素(1920×1080)

30fps

約8,000~15,000kbps

映画

約220万画素(2048×1080)

24fps

約6,000~14,000kbps

DVD(映画・アニメ)

約35万画素(720×480)

30fps

約700~1,500kbps

Blu-ray(映画など)

約207万画素(1920×1080)

24fps

約30,000~35,000kbps

テレビ放送(4K)

約830万画素(3840×2160)

60fps

約45,000~80,000kbps

※ビットレートで使用される単位はbps(bit per second)です。(1,000Kbps=1Mbps)
※1画素=8bit(ビット)=1Byte(バイト)です。
※フルカラー(RGB)は8bit+8bit+8bitで、24bitです。モノクロは単色なので8bitです。

意外に思われる方もいますが、市販されているDVDは約35万画素しかありません。
それなのに違和感なくDVDを視聴できるのは、十分なフレームレート(30fps)を確保しているからなのです。
勿論、Blu-rayの方が高画質なのは間違いない事ですが、防犯カメラの映像としては環境さえ整っていれば35万画素でも十分に効果を発揮する事が可能なのです。
防犯カメラの解像度もフレームレートもハードディスクの容量も大きいに越したことはありませんが、防犯効果が発揮出来るのであれば、必ずしも最高品質を求めなくても良いのではないでしょうか?

ビットレートが決まる要因

1:解像度のデータ量
  約830万画素(3840×2160)・約207万画素(1920×1080)・約35万画素(720×480)

2:色(RGB)のデータ量
  24bit(フルカラー)・8bit(モノクロ)

3:フレームレートのデータ量(1秒間の使用される画像の枚数)
  1~120fps

4:映像データの圧縮方法
  「M-JPEG」「JPEG-4」「H.264」「H.265」などの圧縮方法

ビットレートは1秒間に使用されるデータ量の事です。
このビットレートが大きくなれればなるほど、データの保存に多くの容量が必要になります。
映像のビットレートは下記の計算で求める事が出来ます。

 ビットレート =「解像度」 × 「色の種類」 × 「フレームレート」× 「データの圧縮率」

上記の方法で計算すると1秒間に必要なデータ量が計算できます。
そして、そのままの状態では映像データが大きくなってしまうので、圧縮して伝送したり保存したりします。
又、ビットレートにはCBR(コンスタントビットレート)とVBR(バリアブルビットレート)の2種類があります。
CBRはビットレートが一定に保たれるので録画機への負担は少ないですが、ファイルのサイズが大きくなってしまうという特徴があります。
反対に、VBRは情報量の多い箇所や少ない箇所の状況に応じてビットレートを変化させる為、ファイルのサイズを小さく出来ますが、録画機に負担を与えてしまいます。

防犯カメラ設置の御提案【防犯カメラ愛知】

防犯カメラの選択

防犯カメラを選択する際には幾つかの重要なポイントがあります。
その中の一つにフレームレートがあります。
フレームレートが少ないと素早く動く相手を正確に撮影出来ない可能性があります。
しかしむやみにフレームレートを多くしても、伝送したり保存したりするデータ量が増えるだけで、十分な効果が見込めない可能性もあります。
防犯カメラを設置する際には、解像度やフレームレートやビットレートと録画機のデータ保存容量などを総合的に考えながら選択する事が重要です。

録画機

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