有害鳥獣に関する防犯診断
有害鳥獣に対する防犯診断は「敷地」「小屋裏(屋根裏)」「床下」「壁内」「屋根」の5箇所に分けて診断するのが一般的です。
状況に応じて、敷地外の有害鳥獣の生息状況調査などが必要な場合もあります。
敷地内に被害を与える有害鳥獣の種類が判明すれば、診断や調査をする個所は限定出来ます。
有害鳥の場合は、屋根(特に雨樋)や小屋裏に被害が多く、害獣の場合は屋根裏や床下に被害が多いという特徴があります。
まずは下記の項目の当てはまる個所にチェックしてみて下さい。
有害鳥獣に関する防犯診断【自己診断】
✅ 1:住宅内に害鳥獣が営巣している。(目撃した事がある)
✅ 2:屋根裏(小屋裏)で動物の動き回る音がする。
✅ 3:住宅の周辺に害鳥獣の糞が落ちている。
✅ 4:天井に害鳥獣の滲み(糞尿)が生じている。
✅ 5:床下で害獣の動き回る音がする。
✅ 6:屋根裏(小屋裏)から獣の臭いがする。
✅ 7:室内で大量のダニやノミが発生している。
✅ 8:屋根瓦に害獣の糞が落ちている。
✅ 9:床下の換気口が壊れている。(害獣の侵入スぺースがある)
✅ 10:雨樋に鳥の巣がある。(雨樋が詰まっている)
上記の項目に1つでも当てはまる場合は、詳しい害鳥獣に関する防犯診断をお勧めします。
住み着いている有害鳥獣の種類や営巣している場所や侵入経路などが判明していない場合は、少しでも被害範囲や被害の程度を把握する事が先決です。
また、いつ頃から有害鳥獣の被害が発生し始めたかとか、どのあたりに被害が発生しているかなどを控えておくと有害鳥獣に対する調査や診断がスムーズに実施できるので、被害状況を時系列にまとめておくと安心です。
有害鳥獣の侵入個所
有害鳥の侵入経路
母屋や棟木と外壁の隙間から、有害鳥獣が侵入する事があります。(隙間から雨水が浸入する事もある)
有害獣の侵入経路
床下の換気口が破損していると、容易に有害獣や有害虫が床下内に侵入する事が出来ます。(近所のネコ等が入る事もある)
有害害鳥獣の侵入経路
雀口漆喰が欠落している場所から害鳥が侵入する可能性があります。(瓦がズレる可能性や樋が詰まる可能性もある)
有害鳥獣が住宅内に侵入する個所は幾つも存在します。
例えば、ハクビシンは電線の上を歩いて、住宅の屋根の移動してきます。
イタチは穴を掘って床下に侵入してくる事があります。(布基礎の場合)
また、イタチはゴルフボール程度の隙間があれば侵入する事が出来ますし、コウモリ(イエコウモリ)は1~2㎝程度の隙間からシャッターや戸袋などにも侵入する事が出来ます。
有害鳥獣の侵入を放置しておくと、糞尿などが原因で細菌やウイルスが発生したりノミやダニが発生する事もあります。
有害鳥獣の被害
有害獣の糞尿
小屋裏(屋根裏)の有害獣の糞尿です。害獣が出て行って糞尿はそのままなので不衛生な状態が続きます。
ミツバチの巣
通常ミツバチが人を攻撃する事はありませんが、ミツバチの巣は様々な害獣や害虫を集める原因になります。
有害鳥の巣
有害鳥や有害獣は仔や雛を育てる為に、住宅内に営巣します。残された巣から細菌やウイルスが大量発生する事もあります。
害虫や有害鳥獣による被害は、追い出したり退治したりすれば、それで終わりという訳にはいきません。
多くの場合、糞尿の被害や残された巣などを除去して清掃や消毒などが必要になります。
普段、壁内や小屋裏(屋根裏)や床下を見る事はないかも知れませんが、想像以上の被害が発生している可能性もあります。
まずは、有害鳥獣や害虫に関する詳しい防犯診断をお勧めします。
有害鳥獣の駆除に関する防犯診断
有害鳥獣による被害を放置しておくと、住宅が傷む原因にも繋がります。
また、建物内で物音がしても有害鳥獣の足音や鳴き声だと思うようになり、窃盗犯が侵入しても気付きにくくなってしまいます。
建物の防犯を考える上でも、住宅の健全化や住人の健康面を考える上でも、害虫や有害鳥獣に対しては早めの駆除をお勧めします。
防犯カメラ愛知では、有害鳥獣の被害に対する防犯診断や駆除を実施しています。
もし気になる不審な出来事や不安な要素がある場合や、建物内や敷地内に害鳥獣がいる場合など、防犯カメラの設置や利用を御検討されている方は、御気軽に防犯カメラ愛知に御相談下さい。