Q:ピッキングの被害に合いやすい鍵にはどんな特徴がありますか?
A:ピッキング被害に合いやすい鍵を見分けるポイントは鍵穴をチェックする事です。
現在、住宅用の鍵には「ディスクシリンダー・キー」や「ピンシリンダー・キー」や「ディンプル・キー」の3種類が使われています。(他にもカード・キーやマグネットシリンダー・キーやウェーブシリンダー・キー等もある)
その中でも最もピッキングの被害に合いやすい鍵は、「旧型のディスクシリンダー・キー」です。
「旧型のディスクシリンダー・キー」は1957年頃から普及し始めましたが、ピッキングの被害に合いやすいという事で、1991年頃に「新型のディスクシリンダー・キー」に入れ替えられるようになりました。
しかし現在でも、「旧型のディスクシリンダー・キー」は一般住宅で使われています。
もし1991年以前に建てられた住宅で鍵を交換したことが無ければ、「旧型のディスクシリンダー・キー」の可能性があります。
1991年以前に建てられた集合住宅や戸建住宅に住んでいる方は、一度自宅の鍵穴を調べてみて下さい。
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ピッキングの被害に合いやすいディスクシリンダーキーの判別個所
旧型ディスクシリンダー錠
ピッキングの難易度 : ☆☆☆☆★
普及し始めた時期 :1957年頃~
ピッキングの時間 :数秒~10秒程度
特 徴 :カギ穴が縦になっている
『旧型のディスクシリンダーキー』の危険なところは、誰でも鍵穴を見ただけで判断できてしまう事です。しかも数秒で開錠出来てしまうので非常に安全性の低い鍵だと言えます。
新型ディスクシリンダー錠
ピッキングの難易度 :☆★★★★
普及し始めた時期 :1991年頃~
ピッキングの時間 :約5~10分間
特 徴 :カギ穴が横になっている
『新型のディスクシリンダーキー』は鍵穴が横向きなので、新型と旧型のシリンダーキーの判別は誰でも簡単に出来ます。(鍵を開けても締めても鍵穴の方向は変わりません)
旧型と新型のディスクシリンダーキーの違いは誰でも簡単に判別出来ます。
それは鍵穴が縦になっているか横になっているかです。
因みに施錠(鍵を閉める)しても開錠(鍵を開ける)しても、鍵穴の向きが変わる事はありません。
1991年以前に建築された集合住宅や戸建住宅
・家を建ててから玄関の鍵を替えた事がない。
・家を建ててから勝手口の鍵を替えた事がない。
・倉庫や物置を設置してから鍵を替えた事がない。
1991年に建てられた住宅にはディスクシリンダーキーが使われている可能性が高いので、鍵を交換した事が無ければそのまま旧型のディスクシリンダーキーが使われている可能性があります。
もし今まで何の被害にも合った事がないという場合でも、泥棒(空き巣犯)が定期的に住宅内に侵入している可能性も考えられます。
定期的に住宅内に侵入して、気付かれない程度の金額(1~2万円程度)を盗み続ける泥棒(空き巣犯)もいます。(被害者が自分の勘違いだと思い警察や知人に相談しない)
泥棒(空き巣犯)側からすると、1度で5~10万円を盗んで警察に被害届を出されるよりも、間取りや周辺事情を把握した住宅から何年間もバレずに1~2万円を盗み続ける方がリスクも低いのです。
つまり泥棒(空き巣犯)はピッキングで鍵を開けて侵入したあと、犯行を終えたらピッキングで鍵を締めて帰るのです。
防犯対策の御提案
旧型のディスクシリンダーキーのピッキングは非常に簡単に覚えられます。
開錠用の工具さえあれば、数秒~10秒以内に鍵を開ける事が出来てしまいます。
すぐに開錠も施錠できるので泥棒(空き巣犯)も犯行後に施錠していく可能性が高い事も覚えておいて下さい。
あなたがお住いの住宅で気になる不審な出来事や不安な要素がある場合、御気軽に防犯カメラ愛知に御相談下さい。