Q:ルーバー窓は防犯効果が低いと聞きましたが何故ですか?
A:ルーバー窓(ジャロジー窓)は外側からでも、簡単に板ガラスを一枚づつ外す事が出来るからです。
ルーバー窓(ジャロジー窓)は水回り設備の周辺に設けられる事が多く、プライバシーを保ちながら換気が出来る窓です。
2000年頃までは部分的にトイレや台所や浴室や脱衣場などに設けられていましたが、導入コストが高い割に多くのデメリットを抱えている為、徐々に片開き窓や上げ下げ窓へと移り変わってきました。
またルーバー窓は防犯性や断熱性や気密性が低く、清掃もし難い事から最近では殆ど使われなくなってきています。
特に、ルーバー窓は建物の外側から簡単にガラスを取り外す事が出来るので泥棒(空き巣)に侵入されやすい窓だとも言えます。
現在もルーバー窓を使用されている方は、ガラスが取り外せない様な固定金具を取り付けるか、面格子でルーバー窓を保護する対策を御検討して下さい。
防犯カメラの設置工事やセキュリティ対策の導入は御任せ下さい!
防 犯 カ メ ラ 愛 知
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ルーバー窓のメリット&デメリット
ルーバー窓のメリット
目隠し効果がある(型板ガラス)
雨の日でも開口できる
目隠し効果を保ちながら通気が出来る
引き違い窓に比べて開口面積が広い
破損した際に部分的な交換が可能である
ルーバー窓のデメリット
断熱性が低い(コールドドラフトが生じやすい)
防犯性が低い(簡単にガラスを取り外せる)
気密性が低い
清掃が面倒な作りになっている
開閉の際に力が必要な場合もある
ルーバー窓にも幾つかのメリットはありますが、明らかにデメリットの影響の方が大きいのが分かります。
しかも簡単に引き違い窓や上げ下げ窓に交換する事も出来ません。(工事は可能だが費用が割高になる)
ルーバー窓のガラスを4~5枚取り外すと、1~2分で住宅内に泥棒が侵入出来てしまいます。
更に犯行を終えた泥棒がルーバー窓のガラスを元に戻してしまうと、犯行の発覚を遅らせる事が出来るだけではなく、犯行自体を隠蔽出来る可能性もあります。(被害者が空き巣に入られた事に気付かない)
泥棒(空き巣犯)によっては、一度に多額の現金や貴金属などを盗まず、少額づつ長期間に亘って犯行を繰り返すパターンもあるのです。そうすることで、自分の捕まるリスクを減らしながらも安定して収入を得続ける事が出来るのです。
ルーバー窓の防犯対策
ルーバー窓
面格子を取り付けたルーバー窓
一時期、ルーバー窓は4割程度の住宅に設けられていました。
現在、新築されている住宅(集合住宅・戸建て住宅)には、殆ど使用される事が無くなってきましたが、それでも築25年以上の住宅では相当数のルーバー窓が使われています。
ルーバー窓の防犯対策としてはシャッターや雨戸を設置する事が好ましいですが、外側から取り外されない様にプロテクターを取り付けたり面格子でカバーする事でも、ある程度の防犯効果は期待出来ます。
但し、後付けの面格子を取り付けた場合でも、ネジ穴を潰したりネジロック剤でネジを固定したりする対策は必要です。
防犯対策の御提案
現在でもルーバー窓を使用されている方は、何らかの防犯対策が必要です。
もし、今までに泥棒(空き巣)被害に合った事が無い方でも、この先も空き巣の被害に合わないという保証はありません。
特に最近では泥棒も組織的な犯罪集団が増えてきていますし、外国人窃盗犯の集団も増加してきています。
大きな犯罪に巻き込まれてから慌てるよりも、少しの対策を講じる事で防げるのであればそれに越したことはありません。
防犯カメラ愛知では、建物の立地条件や使用環境などを考慮した防犯診断を実施しています。
また、様々な防犯対策工事やセキュリティ設備の導入支援にも対応しています。
先ずは現在お住いの住宅や仕事で使われている事務所や店舗の防犯診断を実施してみては如何でしょうか?