Q:普通の窓ガラスでも防犯効果はありますか?
A:窓ガラスの種類によっては、ある程度の防犯効果が期待できるものもあります。
一般的な透明ガラス(フロートガラス)に防犯効果はありません。
防犯対策として窓ガラスに鍵をかけておけば安心だと考えている方もいますが、侵入者(泥棒)は簡単に窓ガラスを破壊して室内に侵入してしまいます。
窓ガラスは割れる時に大きな音がするので、周囲の人が気付くはずだと考えている方も多いのですが、こじ破りや焼き破りの場合はそれほど大きな音はしません。
そうなると、少しでも泥棒の侵入を防いでくれる窓ガラスの強度は重要になってきます。
まずは現在使われているガラスの性能や機能を理解して、正しい防犯対策を施して下さい。
防犯カメラの設置工事やセキュリティ対策の導入は御任せ下さい!
防 犯 カ メ ラ 愛 知
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住宅や事務所や店舗で使われている窓ガラスの種類
ガラスの分類
フロートガラス
すりガラス
フロストガラス
型板ガラス
網入りガラス
強化ガラス
合わせガラス
防音ガラス
防犯ガラス
複層ガラス
Low-Eガラス
別名・細分類
フロート板ガラス
すり板ガラス
タペストリーガラス
霞ガラス・梨地ガラス
クロスワイヤーガラス
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ペアガラス・二重ガラス
エコガラス
防犯効果
☆☆☆☆★
☆☆☆☆★
☆☆☆☆★
☆☆☆☆★
☆☆☆☆★
☆☆☆★★
☆☆☆★★
☆☆★★★
★★★★★
☆☆☆★★
☆☆☆★★
主な用途
様々な場所で使われている一般的な透明のガラス
表面がザラザラした目隠し用の不透明なガラス
表面が滑らかな目隠し用の半透明なガラス
表面に滑らかな凹凸のある目隠し用の半透明なガラス
防火効果や耐火効果がある衝撃に弱いガラス
通常のガラスの3~5倍の強度があるガラス
複数のガラスを重ね合わせて一体化させたガラス
防音性の高い中間膜のある合わせガラス
防犯効果の高い中間膜のある合わせガラス
中空層がある複層構造になっているガラス
低放射機能を備えた複層構造になっているガラス
一般的に使われている窓ガラスの多くは、フロートガラス(板ガラス)が使用されています。
浴室や脱衣場やトイレの窓ガラスには外部からの視線を遮る目隠し効果の高い型板ガラスやフロストガラスが用いられています。
その他、勝手口の窓や玄関の窓や、掃き出し窓の下の部分にも、目隠し用の型板ガラスやフロストガラスは使われています。
詳しい窓ガラスについては「住宅用の窓ガラスの種類の項」を御覧下さい。
防犯診断の御提案【防犯カメラ愛知】
建物には様々なガラスが使われていますが、防犯ガラス以外のガラスには十分な防犯効果は期待できません。
勿論、フロートガラス(一般的なガラス)でもガラスの厚みを増やせば防犯効果は高まりますが、既存のサッシ枠に収まらなくなってしまうので、あまり現実的な対策ではありません。
最も誤解されやすいのは網入りガラスの強度です。
ガラスの中に鉄線が入っているので頑丈そうなイメージですが、通常のフロートガラス(透明な板ガラス)よりも割れやすいので、防犯効果は全くありません。(網入りガラスは火災対策用のガラス)
防犯カメラ愛知では、住宅や事務所の環境や条件に応じた防犯ガラスの御提案をさせて頂きます。
また、防犯に関する様々な防犯診断も実施しています。
御住まいの住宅や所有されている建物や敷地内で、窓ガラスに関する気になる点や不審な出来事があった場合などは、御気軽に防犯カメラ愛知に御相談下さい。